イギリス留学都市ガイド

イギリス留学のニチアイ -- イギリス都市ガイド (語学留学先としてのイギリス地域・都市案内)

イギリス都市ガイド

目次

  1. 序文
  2. イギリスという国
  3. パンデミックを経て


1. 序文

 本サイトは、イギリス留学の現地エージェント・ニチアイが提供する、英国地域情報ガイドです。イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)の姉妹サイトです。観光や就労などのためのガイドではなく、基本は語学留学先を選ぶための情報サイトです。語学学校がある都市や、大都市・主要都市を中心に、イギリス各地域の様子を概観し、イギリスに語学留学するとは決めたものの、どこへ行くのがいいか迷っている方に役立つガイドを目指しました。しかし、せっかく行くならこの街に行きたいと思っても、ご希望に合ういい語学学校がないかもしれません。このサイトは各学校を個別には紹介していませんので、学校選びについては、イギリス留学サイトのイギリス語学学校ガイドを参考にして下さい。両サイトは関連ページ同士で可能な限り相互にリンクをして、参照しやすいように配慮しています。

 また、完璧な情報提供を目指したサイトではありませんので、現時点では説明の詳しさや省略などに、バラツキがありますこと、ご了承下さい。今後も徐々に内容を増やし、充実させていく予定です。

 本サイトは、安易なコピペや借り物の写真・画像の利用は一切していません。もちろん色々な本やサイトを参考にはしていますが、ニチアイの社員が自身で各都市へ足を運び、現地の人から生の声も聞きながら制作した、オリジナルサイトです。掲載している写真も100%、ニチアイ社員が撮影したもので、借用したものは一枚もありません。ニチアイはこうして各地へ出かけ、学校を実際に訪問した上で皆様の学校手配をしている現地エージェントです。よって、サイトの文章や写真の無断引用は固くお断りいたします。

 なお勝手ながら、イギリス留学にご興味がない方からの、本サイトに関してのご質問やお問い合わせには、原則として応じておりません。独立サイトにはしていますが、あくまで本事業であるイギリス留学の促進と、そのための情報提供を目的として作っているサイトであるためです。イギリス留学にご興味のある方は、イギリス留学・お問い合わせのページもご利用下さい。


2. イギリスという国

 島国という点で日本との共通点も感じられる、イギリス(英国=UK)。日本でも比較的良く知られた国の一つで、本屋に行っても、インターネットで探しても、英国の情報は比較的容易に沢山集まります。そこで、今さらという感じはしますが、語学留学の目的地という観点を中心に、イギリスの基本的知識を概観してみましょう。

 イギリスの国としてのサイズは、面積24.3万平方キロで、日本の約3分の2に当たります。人口は6,600万人(2016年推計)で、こちらはざっと日本の半分強といったところ。欧州連合(EU)を代表する国の一つであり、そのEUには、1973年の第一次拡大の際、アイルランド、デンマークとともに加盟しました(当時の名称はEC=European Community)。ただ、2016年の国民投票でEU離脱が決まり、現在大騒ぎになっているのは、皆さんご承知の通りです。

 イギリスは連合王国(United Kingdom)です。国の面積の9割以上を占めるのがブリテン島ですが、その中にも、イングランド、スコットランド、ウェールズという、3つの「国」があります。それぞれに異なる歴史的・文化的背景があり、話されている英語も様々。同じイギリス人でも、ちょっと離れた所に行けば、もうわからないというほどです。これも長い歴史と伝統の産物。新開地で、広い国のどの地方でもそこまで大きな差のないアメリカやオーストラリアとは、対照的です。

 そしてイギリスは、外国人に対する英語教育に関しても、圧倒的な伝統と実績を誇る国です。北米やオセアニアと違い、近隣に多くの違った言葉が話されているヨーロッパ先進諸国が沢山あるため、昔から、ヨーロッパ人が短期で気軽に英語を学びにやってきています。伝統を重んじる一方で、そんな開かれた面も強い現代のイギリスは、日本人にとっても、過ごしやすい外国の一つと言えるでしょう。

 EU統合以来の現代にあって、イギリスを含む西欧の政治・経済・社会は、大きく変わりつつあります。歴史と伝統にしがみついて生きていた人々も、新たな時代への対応を余儀なくされています。しかし、それを案外気軽に柔軟に受け入れてしまう包容力のある国。他方、通貨統合への参加は頑なに拒み、独自通貨ポンドを使い続ける国。その上、同じ国なのに、スコットランドに行けば、スコットランドの銀行が独自に発行したイギリスポンド札が幅を利かせている、不思議な国。

 そして2016年のEU離脱決定は、世界を驚かせました。いや、当のイギリス人も、半分弱が反対していただけに、驚きだけでなく、当惑、怒り、不安など、様々な感情を抱いているのが今のイギリスです。しかしひとまず、離脱までの間、ビザその他の法制は特に変更はない見込みです。当初、離脱日時が2019年3月29日23時(現地時間)と告知されましたが、その後延長を重ね、今の時点では2019年10月末までに離脱となる見込みです。その後のことはまだ不透明な部分が多いですが、恐らくは、もともとEUではなかった日本人の訪問や滞在、ビザ、就労などの法制は、急に大きく変わることはないだろうと言われています。むしろ、離脱による変化の影響を大きく受けるのは、EU加盟国の国民と思われます。

 いずれにせよ、こういった歴史や多様性を持つイギリスは、かつての大英帝国時代は終わったとはいえ、今もなお立派な大国と言えるでしょう。


3. パンデミックを経て

 コロナウィルス・パンデミックの起こる前年、2019年までの数年間、精力的にイギリス各地を回り、語学学校訪問を兼ねて都市の取材もして、やっと作ったこのサイト。それがコロナウィルス・パンデミックで「台無し」とまでは言えませんが、だいぶ変わってしまいました。

 とにかくイギリスでは、コロナの間、沢山の学校が無くなってしまいました。アイルランドやマルタでは閉校はほんのわずかで、多くの学校で2022年、息を吹き返し、学生であふれています。どうしてイギリスだけは?その答えは一つではありませんが、ここでの詳細な説明は割愛します。簡単に言えば、要因は、もともと経営が厳しい学校が多かったこと、ブレグジットの影響とのダブルパンチ、長期学生の割合が少ないこと、そしてパンデミックによる政府のサポートが語学学校に対しては不十分だったこと、などです。

 とりわけ、日本国内の大手エージェントさんが扱わないマイナーな都市で、学校が結構無くなってしまったのは、正直ショックです。それも日本人が少なく、費用も安く、その割と質もしっかりしていた学校が、いくつも消え去りました。

 そんなわけで、今現在このサイトの役割は、と考えてしまうのですが、現時点ではコロナ前に作成した都市の紹介や学校ページへのリンクなど、まだ修正していません。それでも都市の性格ががらりと変わったわけではないので、情報源の一つとしてお役には立てると思います。それを念頭に、このサイトをご活用いただければ幸いです。


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